詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

不用意な筆使い

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真っ白な半紙の真ん中へ
筆先からポタリと落ちた薄墨が
ボワボワと広がっていく
灰紫の滲みが侵食していく

幾度も繰り返されて
心はふやけて破れた
無邪気な悪意の重なりに
狡猾な人々の疑わしき言葉に

破れた心は修復不能で
べしょりと重い灰紫の塊になり
胃の腑に留まり続けている


#詩コン 「筆」