詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

現し身

その魚は水槽の中で
もがいていた
滅茶苦茶に泳ぎ回り
アチコチにぶつかるから
美しい尾ひれがボロボロで
眼には涙が滲んで
状況を受け入れる余裕は
残されてなく
浮いたり沈んだり
息も絶え絶えの魚
それは私自身だった


#詩人の本懐 「受容」