詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

鯉の獰猛さ

都会の子は食べるのが速い
給食はいつもビッケ
都会の子は我先に靴箱に走る
混雑に怯みまたビッケ
私はいつもビッケだ
お嬢さんは社会で生きていけません
先生は母にそう言った
確かにそうなった
人を押しのけるなど出来ず
バーゲンの迫力に眩暈
餌に群がる獰猛な鯉のようで


#詩人の本懐 「最後」