詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

そぼ降る雨に濡れて

そぼ降る雨に心が冷えた
東京の真夏に降る雨
少々降ったところで気温は下がらない
それでも寒く感じたのは
みすぼらしく濡れた自分が
情けなく哀しかったから
蒸気のように体を濡らす雨
それなりに濡れた重い服
どこへ行けばいいのだろう
帰る家はない


#詩人の本懐 「小雨」