詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

閃光が朱く

炎が弾ける彼岸花の朱
宵闇の中 ぼんやりと浮き上がる色
燃え盛る炎に飛び込む夏虫
翅が朱々と飛び散って

いのちが瞬間閃いて
身体中を朱が迸る

網膜に残る鮮烈な色に
音は静謐を湛える
皮膚に透けた毛細血管
その網目の隙間に


#詩人の本懐 「火花」