詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

蒸せ返る真夏の街

気温が体温に近くなる真夏
呼吸する度に胸が熱く苦しい
夕立の後も暑さは続き
アスファルトから陽炎が立ち昇り
街は路面から蒸される
帰路につく人々の輪郭は曖昧で
夜には溶けて蒸発しそうだ

今年もまた狂った真夏が
陽炎を連れてやってくる



#詩人の本懐 「陽炎」