詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

檻を出た日

あの日
首を絞められかけていた
さあ殺せと目を閉じた
でも
父の手が躊躇いに緩んだ刻
頭の中でゴングが鳴った
私は父を蹴った
初めてで最後の抵抗
命が燃えて爆ぜて
毅然と顔をもたげた私
獣になった私
繋がれた鎖を引き千切り
密林へと踏み出した


#真面目な言刃 「始まりの鐘」