詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

古い記憶

初めて見た煮魚
食べたくて見つめた白い身
気づいた祖母が私の為に
噛んで吐き出し与えた身
嫌なのを堪えて飲み込んだ
もっと食べるか問われ
首を横に振った
もう他の物も食べられない
そう思って空腹を我慢した
あれは2歳の夕餉
預けられていた私は
遠慮と我慢を知っていた


#詩人の本懐 「遠慮」