詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

フライング

気の早い蝉が鳴いていた
ひとりぼっちの梅雨の晴れ間

夕立にあの蝉を思い出した
仲間に会えたろうか
冷たい雨に凍えたろうか

夕立の雨音と引き換えに
蟬時雨が止む

大勢の中で孤立する者もいる
静かな孤独の方が
あるいは幸いかもしれない


#深夜の二時間作詩 「夏のはじまり」