詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

波の歌を聴きに

波が囁くように歌う
私は幸せな眠りに落ちる
ふと眼を覚ませば
夕陽が水平線へ潜ろうとしている
波は柔かな旋律で歌う
私は傍らの本を開き
ほどなくまた眠り込む
島にひとり
寂しさを少し携えて喧騒から逃れた
安らかな眠りのために
波の歌を聴くために
薬などでは手に入らない
私のための優しい時間
私のための子守唄


#詩人の文学館 「歌」