詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

ご高説不要にて

我が儘だと言わば言え
命懸けの日々に
他人の視線など些末なことだ
命懸けになったことがあるか
ただ生き延びるために
夢など持てぬ飢えと渇き
他人を気にしたなら
狂うしかない
目、目、目、
冷ややかな目玉に囲まれて
自分を見失うだろう
人間の輪郭を保つためには
近視眼的な生き方も
ときに必要なのだ
分からなければ己の幸運に感謝し
黙って目を伏せてくれないか


#詩人の本懐 「人目」