詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

溢れては蒸発する情動の廻り

ポタリ
蒼ざめた涙が胸の中に落ちた
ポタリ
鮮血の赤が頭の中を染め上げた
またポタリ
真っ白な無音が耳の奥に聞こえた
ポタリポタリ
透過された映像が記憶回路に沁みて
続くポタリポタリポタリ
追いかけるポタリポタリポタリ
乱れ打ちになる感情の雫
身体中に響く雫の音
明け方まで溺れそうなほどに
だが朝陽に照らされ干からびる
悲しみも苦しみも痛みも不安も
虚無でさえも
何もかも過剰で
何もかもが不足で
息をするだけの日常が廻っている


#詩コン 「雫」