詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

炎になった級友を想う

たき木の火に身を焦がす羽虫
炎の縁で爆ぜる命

彼はオイルを被り火を点けて
身体ごと命を燃やした

私の知る彼の静かな双眸は
その刻何を語っただろう
明々とした炎の他に何をか映したか

その死を炎で飾ったのは何故か
誰の口からも理由は語られず
逝ってしまった人に訊く術もなく

 

#詩コン 「炎」