詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

甘い記憶

思い出の甘い処を集め
胸の内で転がす

縁日で買って貰った
ピンクの綿菓子
大きすぎて持て余した
色とりどりの飴玉も
口の中をザラザラと傷つけた

そんな私を微笑んで見ていた人
顔はすっかり忘れている
薄情な自分に呆れた

夏祭りの季節がくる
今は遠くの賑わいを聞くだけ



#詩人の本懐 「飴玉」