詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

私の宇宙で消失した歯

宇宙の時間は無限大で
始まりがなく終わりもない

私の身体は時限式
記憶の始めはおぼろげで
終わりが来るのは確実で
私はそれを待っている

行儀が悪くて静かに待てず
足掻あがいて暴れ吠えて噛みつき
前歯が一本折れてしまった

離脱した歯はどこかへ行った
私の宇宙のどこかへ消えた



#詩人の本懐 「有限」