詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

何もないので

空っぽから生まれた私
だから根っこが見当たらず
お腹がポッカリ空いていて
欲しいものさえ分からない

空っぽで出来ている私
だから鏡に映らずに
小昏い場所にうずくまり
ひとり死ぬのを待っている

空っぽの私は誰にも見えず
何もないのに悲しんで
何もないのに泣きじゃくる

 

#詩人の本懐 「空虚」