詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

ひとりぼっちの詩

いつも雨が降っている
ひとりぼっちが降っている
ひとりぼっちはしたたり落ちて
バケツから溢れ出そうだ
溢れる前に両手ですくい上げ
言葉に変えて蒸発させる
黒い雲にしかならないから
雨はやっぱり降り止まない
ひとりぼっちが止まらない
ひとりぼっちは静かな雨で
お祭りのにぎわいの中でも
友達と笑っている時でも
絶え間なく降っている
ひとりぼっちは数えられない
数え方のわからなくて
もう仕方がなくて
ひとりぼっちをすくい上げる


#詩人の本懐 「計測」