詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

硬質な音もやわらかくして

やわらかな音がいい
硬質な音はわたしを
わたしの脳を斬りつけるから

夕暮れのピアノ
寂しげなモンポウ
硬い音符もやわらかく
高い音はポロポロロ
こぼれるように弾いてほしい

感傷を夕刻に使い果たせば
やさしい夜の暗闇が来る

朝は甘えた猫の声
低血圧にはそれだけでいい

 

#詩人の本懐 「硬軟」