詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

もっと狂気を

充分狂っているだろう
いやいやまだまだ
欲望の底が見えないんだ
狂気を抱えて隠してるんだ
 
単純に言えば
絶叫の衝動
 
キャッホーって叫びながら
あいつもあいつもあいつもあいつも
陽気に喉を掻き切ってやってさ
スキップしながら
油を撒いて
歌って踊って
そこかしこに
火をつけまくり
タワーに登って拍手喝采
跳び降りて
ぐちゃ

立ち上がったら
街中の泣いてる赤ん坊を
蹴り上げてまわってさ

泣き叫ぶ母親たちに
礼儀正しくお辞儀して
お詫びに
我が母の
指ひとつ
肝ひとつ
鼻ひとつ
切り身を差し出し
粗品ですがどうぞ 

ああ失敬
我が母の
切り身は毒物
伝染したらどうしよう
パンデミックで世界が滅ぶ
アカデミックにゃ縁がない
血筋さ血筋

阿鼻叫喚は避けたいところだ
うるさいのは苦手なんだ
足りないんだ
静けさが

もっと狂気を吐き散らして
静けさを作って
完璧なまでの
静寂で時を止め
 
空を仰いで
慟哭したいんだ

狂っちまいたいんだ