詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

拒絶する白

白が似合うとたまに言われる
それは私も知っている

私の白は凄烈せいれつかたく
他の色には染まらない
流し続けた黒い涙も
心を切られ吹き出た血も
何者をも寄せ付けない

光を反射するように
薄汚れた両親も
口先だけの偽善者も
私は冷たくねつける

黒が全てを呑み込むならば
私は白で拒絶しよう
何もいらない
私はただ私として在り続ける

私は冷徹な白を身にまと
踏みつけられてきた身体
ひねり潰されてきた心
愚かな過去と空虚な未来
揺蕩たゆたう今をも弾き出す

私に関わる沢山の人へ
私は決別を宣言した

屈辱的な同情も
知ったかぶりの理解も
空疎くうそな慰め
笑顔の形式
取り繕った思い出も
ましてや呪詛や暴言も
何ひとつ私は要らない

さようなら皆さん
自分の汚れをこすり付けてきた
本当は私も大嫌いだった皆さん
おためごかしは止めてください
私の意識は遠くへきます

白にくるまり眠ります
決して起こさないでください