詩蒐はまだ終わらない

 詩というカタチで、呟き、叫び、疾る (再びコチラに引っ越しました)

2020-01-15から1日間の記事一覧

雑踏に眩む

人混みの中 少しズレた時間軸に囚われる 人々が行き交う駅前 立ち尽くす私に影はない 私だけが硝子鉢の金魚のよう 生温い水の中 揺らめく街に眩み 息苦しくなり沈んでいく 目の前を幾つもの革靴が過ぎる 緩慢に流れる時間の中 私は死にゆく金魚に 死にゆく赤…